- 「性能が足りなくなった!」
- 「ゲームがしたい!」
- 「新しいCPUを試してみたい!」
など、色々とマザーボードを交換する目的はあると思いますが、実際にマザーボードの交換作業をする時には以下の様な事に注意しておく必要があります。
マザーボード交換作業時の注意点
- PCの電源を切りある程度放置しておく(感電防止と故障防止のため)
- 静電気対策(手袋やネジ回し)
- ネジの締め方と順番
1.交換する前にPCの電源を切ってある程度放置しておく
マザーボードの交換をする時には、作業の前にパソコンの主電源を切り、コンセントからケーブルを外しておきます。
パソコンをシャットダウンした後に、背面にある主電源を切ります。
その上で、コンセントからケーブルを外し、ある程度の時間放置しておきます。(私の場合は10~20分程度放置しておきます。)
なぜ放置するのか?
なぜ放置するのかというと、電源ケーブルを外した後でも、PC内部には電流が残っているので(らしいので)、それが消えるのを待ってからマザボの交換作業に取り掛かる必要があるからです。
そうでないと、万が一の感電やパーツの故障に繋がる事があるからです。
マザーボードからケーブルを取り外したり、パーツを交換する作業は放置した後に取りかかることになります。
ですので、商品が到着したらすぐに交換したいという場合には、コンセントからPCの電源ケーブルをあらかじめ抜いて準備しておく必要があります。
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2.交換作業時には静電気対策をしておく
マザーボードは電子機器ですので、静電気というものに弱いです。
ですので、マザーボードの交換をするときには、マザーボードやPCに触る前に、体にたまっている電気を逃がしておくという事も注意点としてあります。
(部屋に鉄製品が何かしらあると思いますので、交換作業の前に鉄を触って静電気をとっておいて下さい。)
静電気に関しては自作をする方でもあまり気にしない方もいますが、私は気になっちゃうので、一応鉄を触って逃がすようにしています。触るだけですので。
静電気を防止する手袋も販売されています。(SANWA SUPPLY 静電気防止手袋 TK-SE13L)
また、ネジ回しの先端が黒くなっていて電気を通さない磁石になっている商品もPCショップにて販売されていますので、私の様に気になる方はこの様なネジ回しも用意しておく方が良いと思います。
3.ネジの仮止めと本締め
マザーボードをPCケースに取りつける際には、ネジを使いPCケースに固定するのですがここでも少し注意しておきたい事があります。
ネジを取り付ける際に気をつけたいのは、最初は緩く締めておき(仮止め)、対角線上にあるネジの順番で徐々に締めていき、最終的にきつく締める(本締め)という事です。
斜めの順番で徐々に強く絞めていきます。
どうして斜めに締めるのか?
なぜ対角線でネジを閉めていくかというと、こうしないと、PC動作時の振動でマザーボードとケースが微妙にあたり、音が出てしまう事があるからです。
(ネジの場所によって圧力に差がありすぎる場合にはパソコンを起動すると、常に何かが揺れて当たっている様な音がしてしまう事があります。)
「ビビり音」といわれたりするのですが、不快な音が発生してしまいます。
なので、マザボとPCケースのスキマをきっちりとなくすために、対角線の順番で徐々に本締めしていきます。
異音が発生する原因になるので、対角線にあるネジを「徐々に」締めていきます。なので何往復かしてネジの取り付けが終了します。
また、締め付けの力が一定でない状態(場所によってきつかったり、場所によってゆるかったり)でパソコンを使用していくと、異音だけでなく、ネジの緩みにもつながりますし、マザボ自体の破損にもつながる可能性があります。
ですので、マザボ交換時・取り付け時のネジ締めの圧力には少し注意しておくと良いと思います。
一度組み立てたら、ほとんど開ける事はなくなると思うので。
(パソコンを使用している内にホコリがどんどんたまっていきますので、ケースを開けて掃除をする必要はあります。万が一の出火防止や、エアフロー改善にもなりますし、温度が下げれるという事は、色々なPCパーツの性能を元に戻すことにも繋がります。)
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