ゲームPCを自作しようと思いマザーボードを購入しようと思っても、PC自作が初めての場合には何を基準に選べばいいのか分からない事があると思います。
なので、この記事ではマザーボードを選ぶ時に確認しておきたい事を書きたいと思います。
この記事は以下の様な疑問がある人向けです。
- パソコンを自作したいけど、マザーボードの選び方が分からない。
- マザーボードによって何か違うの?
- マザボを交換する時にはどうやって選べばいいの?
- マザボはどんな事に気をつけて選ぶのか?
- マザボのサイズを確認しておく
- 対応しているCPUやメモリの規格や種類を確認する
- 必要な端子がついているかどうかの確認をする
- 拡張性の確認
- まとめ:ゲームPC自作時のマザーボードの選び方
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マザボはどんな事に気をつけて選ぶのか?
マザーボードを交換する際には、購入前に以下の様な事を確認しておきます。
マザボの選び方
マザボのサイズを確認しておく
マザーボードを選ぶ時にはまず、サイズを確認しておきます。
マザーボードにはいくつかサイズがあるのですが、サイズによって以下の様な違いが出てきます。
- 配線がラクかどうか
- パーツの拡張に余裕があるのかどうか
- メモリスロットの数の違い
- コネクタの数
- PCIバスの数
- マザーボード自体をケースに入れられるのかどうか
- エアフローの違い
上記の様な違いが出てくるので、マザボを選ぶ時にはサイズを確認する必要があります。
自作PCの構成を決めたとしてもそれが取り付けられるかどうかにマザボのサイズが関わってくるからです。
ケーブルの取り回しがラクかどうかは、私的には結構大事です。
サイズに関しての記事:自作PCのマザボのサイズ(ATX・マイクロATX)を選ぶため違いや特徴を知っておく
対応しているCPUやメモリの規格や種類を確認する
マザーボードの選び方としては、自分が使いたいCPUやメモリに対応しているかどうかも確認しておきます。
これらはマザボのチップセットによって決まってきます。
(チップセットに対応しているCPUでもマザボで使用できない場合があるので、どんなCPUがマザボに対応しているかは購入を検討しているマザボのメーカー仕様表や説明書を確認する必要があります。)
今使っているメモリを流用する予定という場合にも、新しく購入するマザボに対応している規格(種類:DDR〇〇等、CPUではソケット等)なのかを確認しておく必要があります。
また、マザーボードによって、1スロットあたり何ギガまでのメモリなら使えるなどが決まっている事があるので、メモリの1スロット当たりの容量もマザボの仕様表やPDFで確認しておきます。
そうでないと、せっかく規格を調べてメモリを購入してPCを組み立てたのに、動作しないからです。
1スロット当たりの容量が原因の場合、気付きにくいので気を付けて下さい。
という事でマザボ購入時には、マザーボードが対応しているCPUのソケットやメモリの規格や種類の確認もしておきます。
必要な端子がついているかどうかの確認をする
他には、I/Oポート(背面の端子が並んでいる場所の名前です。)に必要な端子があるかどうかの確認もしておきます。
USB3.0対応なのかどうかや、ハイレゾ音源などを聴く目的ならばデジタル信号のまま出力できる光デジタル端子や同軸デジタル端子が、標準でついているかどうかも確認したりします。
ゲームPCだからと言ってもゲームだけするわけではない事がほとんどだと思うので、PCを自作したり、マザーボードを交換する目的がゲームの他にどんな用途があって、どんな端子が必要なのかも確認しておく必要があります。
目的の作業をするための機器を繋ぐ事ができるマザーボードなのかの確認です。
どんな端子を使う機器を使用するかを確認しておくとマザボ選びに役立ちます。
USB3.0って何?
USB3.0というのは、USBの規格の事でデータ転送が以前の物よりも速いという特徴があります。
USB3.0対応のフラッシュメモリ等をマザーボードのUSB端子(3.0対応)にさせば、データを移動させるのが今までよりも高速になります。
動画などのデータ量が大きいものを移動させるときには、コピーして移動させるだけでかなりの時間がかかる事があるので、よく動画を撮る方などはUSB3.0があると時間短縮に便利な規格です。
また、USB3.0は互換性があるので、USB2.0の機器をUSB3.0に挿しても使用する事ができます。
この場合には、USB2.0の転送速度で使用する事になります。
拡張性の確認
マザーボードに標準でついていなくてもパーツを拡張すれば目的の端子が使用できる様になったりもします。
例えば、「光デジタル端子」や「同軸デジタル端子」を使いたくても丁度良いマザーボードがない!という場合にも、光デジタル端子や同軸デジタル端子がついているサウンドボードが販売されているので、パーツ拡張をすれば上記の端子を使って作業できる様にもできます。
HDMIなどが使いたい場合には、マザボに標準でついている事もありますし、グラフィックボードを拡張すればHDMI端子で出力する事もできます。(この場合にはグラボにどんな端子がついているか確認をします。)
ただ、パーツ拡張をする場合にはもちろんPCケース内に物理的なスペースが必要になります。
例えば、PCゲームでは高性能のグラフィックボードが必要になる事が多いのですが、グラフィックボードの性能の良い物はPCIExpressの二個分のスペースを使用する事も珍しくないので、PCIExpressが一個潰れても問題なさそうか等の確認が必要になってきます。
この他にもこれから使っている内に何かパーツを拡張してPCのスペックを上げたい!という場合が出てくるかもしれません。
そうなった時に拡張できる物理的な余裕がない場合には再度マザーボードを購入しなくてはならなくなります。
そうするとCPUやメモリも種類や規格を変更して、また一から自作し直すって事になったりする事もあります。
なので、どんなパーツを拡張する事になりそうか?を考えて、拡張したくなった時に拡張する余裕があるかどうか(拡張性)もマザボ購入前に確認しておきます。
マザボを使用する前にどんなパーツを拡張しそうかを判断するのは難しいとは思いますが、ある程度は考えておく必要があります。
まとめ:ゲームPC自作時のマザーボードの選び方
まとめると、マザーボードを選ぶ時に確認しておきたいのは以下の様な事になります。
マザボの選び方
- マザーボード自体のサイズ
- 対応しているCPUやメモリの種類の確認
- 必要な端子があるかどうかの確認
- 後々の拡張性の確認
全然決まらない時には売れ筋やランキングからソケットが合致している物をいくつか選んで、その中で上述した事を確認していくと決めやすくなると思います。
また、どこで購入するとしても購入する際にはショップ自体の評価を確認する事にも注意して下さい。
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