CPUを購入するとグリスが塗ってあるCPUクーラーが付属してきます。
グリスは大概、液状の物ではなくシール上の「グリスシール」がCPUクーラーに貼られている状態で梱包されています。
PC自作やCPU換装が初めての場合には、CPUを購入する時に他に何か購入しておかないとならないと感じるかもしれませんが、通常はCPU関係で何か他に買わなければならない物はありません。
また、これはリテール品の場合の話です。(保証や付属品があるもの。)
普通の通販ショップで購入する「BOX」と書かれている商品などはリテール品です。
CPUの売れ筋ランキング(Amazon)に出て来るCPUは、ほぼほぼ「BOX」の記載があるリテール品のCPUです。
CPU換装時にケーブルとか何か他に買う物ある?
CPUクーラーを動作させるために別途ケーブルを購入する必要があるんじゃないか?って疑問が出てくる事があるかもしれませんが、CPUのBOX以外何も買わなくて大丈夫です。
CPUクーラーはマザボに挿す配線ケーブルがつけられた状態になっています。(CPUファン部分)
というより配線を外して他のケーブルに変えるという事はしません。
CPUクーラーは「ヒートシンク」という銀色の部分(CPUに密着する部分)と、「CPUファン」という扇風機の様になっている部分を合わせた状態の事を言います。
そしてこの扇風機部分(CPUファン)の羽を回す電力を取るためにCPUファンからケーブルが出ていてそれをマザーボードの所定のピンに挿して使用します。
リテールクーラー※はヒートシンクとCPUファンが既にくっついた状態(そのままCPUクーラーとして使える状態)で箱に入っています。
(※CPUを購入した時に付属してくるCPUクーラーは「リテールクーラー」と呼ばれたりします。)
あると良いのは静電気防止手袋ぐらいです。ですが、これも全然必須ではないです。
という事で初めて購入する時には何か足りない物があるんじゃないかと心配になる事があるかもしれませんが、CPUを購入すると「グリスが塗られた状態のCPUクーラー」が付属してCPUファンのケーブルも別途購入する様な物ではないので、CPU換装の場合には特に別途購入する物はありません。
そして、静電気が心配な場合には、静電気防止手袋だけは別途用意しておきCPU交換をする、という事になります。
こだわりがある場合にだけグリスやクーラーの別途購入を検討し始める
また、OC(オーバークロック)を試したいという場合には、必要に応じて、グリスを熱伝導の良い物にしたり、CPUクーラーを性能の良い物にします。(クロックとは?オーバークロックとか?)
定格の場合には(通常の使用で特に何もクロックを上げないで使用する場合には)、リテールクーラーと、届いた時に既に塗られているグリスで使用に問題ありません。
というより、別途購入とで明らかな違いがあるわけではありません。
過度に静音性にこだわりがある場合には別途クーラーを用意した方が良いとは思いますが、個人的にはリテールクーラーでも音に関して不満が出た事はありません。
(関連記事:純正CPUクーラーか別途購入かはOCするか静音性にこだわるか等で判断)
また、CPUを購入する際には、マザーボードのソケット形状と合致しているCPUを選ぶ様に注意して下さい。
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