CPUの性能を比較する方法としては、まず、CPU性能比較表(ツクモ)等で「性能目安」の数値を確認していきます。

PC自作したくて性能比較したい場合、ある程度購入予定のCPUが絞られていると思いますので、CPUの型番や商品名がある程度決まっている事と思います。

上記のサイトでそのCPUの項目を探し、数値を確認し、CPUの性能を比較していきます。

記事の目次

  1. 性能が高いのはどちらのCPUなのか?
  2. どこに目的のCPUがあるか見つけづらい場合
  3. CPUの名前からある程度の比較もできる
  4. 名前である程度判別して、数値で確実にする

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性能が高いのはどちらのCPUなのか?

性能がより高いCPUは性能比較表の「性能目安」の数字が大きい商品です。

例えばAとBというCPUのどちらが性能が高いのか知りたい場合は上記の一覧表からAというCPUとBというCPUの項目を見つけ出します。

そして、見つけた結果、AというCPUの性能目安の数値が1500で、BというCPUの性能目安が2000ならば、この場合はBのCPUの方が総合的には性能が高いという事になります。

細かい部分まで詳細に性能を比べないのならば性能目安の数値を比較するだけでほとんど問題は出てきません。(コアとは?クロックとは?

万全を期したい場合には、数値を比較した上で更に、検討中の「CPUの型番A 型番B 比較」などでネット検索してみると、詳細に比較しているページが出てくることもありますので確認してみて下さい。

どこに目的のCPUがあるか見つけづらい場合

この際一覧表なのでCPU名がたくさんあり、どこに目的のCPUがあるのか見つけ辛いこともあると思います。

見つけにくい場合にはCtrl+Fを使います。

キーボードの「Ctrl」と「F」を一緒に押すと検索バーが出てくるので、そこに見つけたいCPUの商品名を入力します。
(Ctrlを押しながらFボタンを押します。)

そうすると、そのページの中の(ここでは比較表の中の)、「検索バーに入力した文字列の部分」を見つけてくれます。
(ここではCPU名を入力したので、入力したCPU名の項目が見つかります。)

完全一致での検索なのでCPUの商品名のスペースにも気をつけて入力して下さい。
(検索バーに商品名を入力しても見つからない場合には、スペースの位置を変えたりして試してみて下さい。)

CPUの名前からある程度の比較もできる

CPU性能の比較の仕方は性能表の数値を比較するのが確実ですが、CPUの商品名だけでもある程度どちらの性能が高いか比較できます。

比較のために色々なサイトを何回も行ったり来たりするのは大変なので、名前だけである程度どちらの商品の性能が高いか判断できる方が比較作業を楽にできます。

CPU名の傾向

CPUは基本的にはシリーズが新しいものはもちろん性能も良く、その中でも数字が大きいものは性能が高いという傾向にあります。

また、数字の後に英字がついているもの程シリーズの中では新しいという傾向もあります。
(シリーズというのはCOREi3、i5、i7などの事です。)

なので、COREi3よりもCOREi7の方が性能が高く、i7の中でも数字が大きい物が性能が高く、更に英字がついている物の方が性能が高いという傾向にあります。

COREiシリーズで数字が3桁の物より4桁の物の方が性能が高いって判断したりします。4桁の物は「第二世代」と呼ばれたりするので呼び名だけでもどちらが性能が上なのか分かったりします。

こんな感じでシリーズ名がi3、i5、i7の様に分かりやすく数字が大きくなる場合には、簡単に比較できます。

シリーズ名が全然違って直感的にどちらの性能が高いか分かりにくい場合には、どちらが新しいシリーズなのか調べる必要は出てきます。

「シリーズ名 発売時期」等の検索でもある程度どちらのシリーズの方が性能が高いか判断できる事もあるので検索してみて下さい。

末尾にアルファベットが付いている製品の意味

CPU名の数字の後ろについている英字にも意味があります。

wikipedia・「Sandy Bridgeマイクロアーキテクチャ」ページの「製品ラインナップ (32nmプロセスルール)」の項目より引用

プロセッサー・ナンバーの末尾にアルファベットが付いている製品があり、それぞれの意味は、

  • KはオーバークロックができるようにTurbo Boost動作時の倍率のロックが解除されている。なお、ビジネス向け機能のTXT、vPro、SIPPや仮想化技術のVT-dに非対応。
  • Sは省電力モデル。
  • Tは超省電力モデルで、このモデル向けにMini-ITX規格対応のマザーボードもリリースされる見込み。
  • Mはモバイル向けデュアルコアモデルで、数字の末尾が0は通常電圧版、9は低電圧版、7は超低電圧版。
  • XM・QMはモバイル向けクアッドコアモデルで、XMは内部倍率のロックが解除されている。

名前である程度判別して、数値で確実にする

こんな感じでCPUの名前だけでもある程度の性能比較はできます。

ただ、昔からあるシリーズ名でも新しく発売されて性能が高い製品もあるので、やっぱりCPU性能表の数値を比較する方が間違いが少なくなります。

簡単に判別できる物は名前で判別して、分かり辛い物や最終的に判断する時には性能表の数値で比較するという感じです。

性能を比較した後は、PCパーツを販売しているショップで評価が問題ない所から購入する事になります。

CPUの比較表はこちら(ツクモ)

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