CPU-Zでは自分が使用しているパソコンのグラフィックボードの商品名を調べる事ができます。

BTOパソコンショップで購入したPCを使っている場合などに、グラボが分からなくなった場合には、このGraphicsのタブで自分のグラボの商品の名前やグラボのメモリ容量等の詳細を確認します。

以下は、CPU-ZのGraphicsタブの項目の説明です。

Graphicsタブ

CPU-Zを起動してGraphicsのタブを開くと以下の様な画面になります。

CPU-ZのGraphicsタブ

以下、Graphicsタブに書かれている項目の説明になります。

Name

Nameに書かれているのは、CPU-Zを起動したPCで使用しているグラフィックボードの商品名です。

これが分かれば、その商品名でネット検索をしてグラボの詳細(補助電源の有無や搭載している接続端子など)を確認する事ができるようになります。

ネットゲームに必要な場合など、グラボを交換してパソコンのグラフィック性能を上げたい時にも、商品名が分かればグラボの性能比較をする事が可能になります。

画像のグラボの名前でいうと、NVIDIAというのがグラボを作っている会社名で、GeForce 9800 GTがGPUの名前です。→グラフィックボードの商品名の英字や数字の意味合い

GPUというのは、グラフィック処理の大部分を司るもので、グラフィックボードの性能の大部分を決めるものです。

ビデオチップなどとも呼ばれます。

GPU名を見れば大まかにですがグラボ性能の比較が可能になるので、パーツを交換をする場合にはまず自分のグラボの商品名を調べておく必要があります。

グラボの商品ページに「搭載チップ」と書かれている部分がGPUのことです。

Size

Sizeに書かれているのは、使用しているグラボのメモリ容量です。(VRAMと呼ばれたりします。)

1024M(メガ)=1G(ギガ)ですので、画像の512Mというのは0.5Gのことです。

メモリというのは、処理するデータを一時的にためておく場所のことで、ここの容量が多いとそれだけGPUの処理が速くなります。

このVRAMはグラボを選ぶときに確認する事は確認しますが、その容量の多さによってグラボを決めるという事はあまりありません。
(最近のグラボでは充分な容量のものがほとんどなので、グラボのメモリはそこまで重要ではないです。)

また、GPU(グラボ)が使えるメモリはこの部分(VRAM)だけで、パソコンに使用している通常言われる「メモリ」は使用しません。

逆にCPUもグラボのメモリ(VRAM)は使用しませんので、通常のメモリ容量にこのVRAM容量を考えてパソコンを自作する事のないように気をつけてください。
(グラボのメモリがたくさんあるから普通のメモリは少なくていいや、とならない様にして下さい。)

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